【読書日記】 「心を整える」長谷部誠
先日まで行われていた、ロシアワールドカップ。日本代表の試合を見て、とても感動しました。
今大会を最後に日本代表引退を発表した長谷部誠選手の著書、「心を整える」は私にとって大きな気づきとなった本です。
長谷部選手が日々実践されている心の整え方について、とてもわかりやすく書かれています。
私が最も勉強になったのは、「毎日30分間、心を鎮める時間をとる」という習慣です。
横になってぼんやりとすることで、日中ざわざわした心を鎮めていくというこの習慣。
実際に長谷部選手を真似してやってみると、自分の心がとても落ち着いてゆくのがわかります。
普段家にいても、携帯をいじったり、やらなくてはならないことに追われたりと、休んでいるようで実は休んでいないことが多いということに気づきました。
何も考えずに心を整える時間、これからも続けていきたいです。
やりたいことを100個書き出す
先日、来年の3月までにやりたいことを100個ノートに書き出しました。
今年の初夏にちょうど自分の中で一つの大きな目標を超えて、「次は何を目標にがんばろうかなぁ」とぼんやり考えていたところ、知人にこの作業を勧めてもらいました。
やってみると、結構楽しい。
10個くらいは簡単に出てくるのですが、100個となると、普段自分が考えていること・感じていることをじっくり振り返る必要があります。
この振り返る時間がとても新鮮で、普段自分の中にある「やってみたい!」「楽しそう!」という気持ちときちんと向き合えていなかったことに気づきました。
そして何より良いのが、100個もあれば本当に色々なやりたいことを書けるということ。
たくさん書いて書いて、もう出尽くしたかと思ったら、、まだあと50個も書ける!!
まだまだたくさんのことに思いを馳せてもいいんだと思うと、ワクワクしました。
「やらなくてはいけないこと」が山積みの毎日のなかで、自分がやりたいことを素直な言葉で表現してみる時間は、自分にとって貴重なものでした。
やたらと眠ってしまう話
私はかなり強めの眠気に襲われることがよくあります。
特にここ1、2年はやたらと眠ってしまいます。
帰宅後の眠気が最も強く、
「今夜は家でこれをしたいな~」と思いながら帰っても、眠気に勝てず、何もできずに寝むりこけてしまう日々です。
このような眠気を感じるようになってはじめのうちは、時間を無駄にしてしまっているような気がして、いつも罪悪感や焦りを感じていました。
しかし、ある本を読んで睡眠中に脳の中で記憶の整理が行われているということを知ってからは、少し考えが変わりました。
記憶の整理を行う眠りの時間がたくさんやってくるのは、今の自分が整理の時間を増やさないと追いつけないほど多くの情報を起きている時に受信しているからではないか。
そして、いま少々キャパオーバーになりながらも私が受信しているものは、いずれ自分の肥やしになっていくのではないか。
ならば今は、睡眠の力を信じ、眠気に任せてのんびり眠ろう。
そんな風に考えるようになったのです。
都合のよい考え方かもしれませんが、眠りこける自分を否定していた時よりも気持ちが楽になった気がします。